でんなる

ペンドライバーとインパクトドライバーの使い分け

エアコン工事の現場では、ペンドライバーとインパクトドライバーのどちらを使うかで作業のリズムが変わってくる。私は基本的に、ほとんどの作業をペンドライバーで行っている。

理由はシンプルで、軽くて疲れにくいところにある。
天井裏や脚立の上など、長時間の作業でも手が重くならず、身体への負担が少ない。細かなねじ止めやカバーの取り付けも、ペンドライバーの方が扱いやすいと感じている。

一方で、インパクトドライバーは力が必要な場面専用
たとえば、2段置き架台の金具などでボルトが固着して外れないときに使う。短時間で確実に外せるが、重くて腰道具につけっぱなしにしていると疲れやすいので、普段はあまり出番がない。

私にとっての使い分けは、
基本はペン、いざという時にインパクト」。

軽さと操作性を優先し、必要なときだけパワーを借りる。
その切り替えが、1日の作業リズムを整えてくれるように思う。

まとめ

現場での作業は、ただねじを締めたり外したりするだけではない。
その日のリズムや身体の感覚に合わせて、どの道具を手に取るかが変わってくる。

道具は力ではなく、身体の延長として使う。
そう思えるようになってから、仕事が少しやさしくなった気がする。