僕が第二種電気工事士の技能試験を練習していたとき、
最初につまずいたのがこの「リングスリーブ」でした。
小・中のスリーブに、刻印が○とか中とか小とか…。
似たような言葉が多すぎて、何度も混乱しました。
でも、ある方法で整理したら一気に頭がスッキリして、
それ以来、リングスリーブで迷うことがなくなりました。
今回はその覚え方を、試験対策とあわせて解説します。
リングスリーブとは?
リングスリーブは、電線と電線をつなぐための圧着部品です。
電気工事士試験では、VVFケーブルなどをつなぐときに必ず登場します。
試験中は「刻印」「スリーブの大きさ」「電線の組み合わせ」を
正しく選ばないとその箇所だけで失格になってしまいます。
動画解説
第二種電気工事士の技能試験
手順①刻印〇の小スリーブ
まず刻印○の小スリーブである1.6mmが2本つながる所を探します。

手順②刻印中の中スリーブ
次に、刻印中の中スリーブである下記の2つに該当するところを探します。
①2mmが2本と1.6㎜1~3本。
②2mmが1本と1.6㎜3~5本。

手順③刻印小の小スリーブ
最後に、それ以外の余ったところは自動的に刻印小の小スリーブになりますのでその確認です。 最後のこの手順は自分がミスをしていないかの確認にもなるので、一つ一つチェックするのがオススメです。

まとめ
第二種電気工事士試験の技能試験対策として、リングスリーブの圧着接続について解説しました。
刻印マークである『○と小と中』、スリーブの種類である『小と中』の使い分けをお伝えしています。私が試験の時に使った覚え方です。よかったら一つの例として参考にしてみて下さい。
電気工事士になるためのロードマップも作成していますのでよかったらご覧ください。




