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【一発不合格】コンセントとスイッチ失敗例6選・電気工事士試験技能試験対策

今回は電気工事士試験の技能試験におけるコンセントとスイッチの失敗例について解説したいと思います。

技能試験では一つでもミスをしてしまうと不合格になってしまうので、チェックポイントを事前に確認して本試験に望むのが吉だと思います。

スイッチとコンセントの失敗例6選

今回はスイッチとコンセントに関わる主な失敗例を6つ紹介していきたいと思います。

「①芯線のはみ出し」と「②芯線が抜けている」

まず①の「芯線のはみ出し」について解説です。

芯線とは電線の銅の部分のことです。ここが2mm以上コンセントやスイッチの該当部分に差したときに見えてしまうと不合格となってしまいます。

対策として、スイッチの裏面にストリップゲージがありますので、そこで芯線をむく前にチェック、またはむいた後にチェックすることで予防できます。

次に②の「芯線が抜けている」です。

これはコンセントやスイッチに電線を差し込んだ後、少しチカラを入れてみて抜けないかを確認すればオッケーです。試験中にあせって確認忘れで不合格になってしまうのは、あまりにももったいないです。

「③連用枠付け忘れ」と「④器具の位置が違う」

③の「連用枠付け忘れ」は、試験問題文をしっかり確認することで防げます。スイッチやコンセントが一つの場合は連用枠をつけると疑ってみるとミスが防げると思います。

④の「器具の位置が違う」ですが、これは注意が必要です。連用枠をつけるケースの話となります。

一つの場合は真ん中に、二つの場合は真ん中を空けて上下に二つ、そして三つの場合は全てを埋める。特に一つの場合と二つの場合に注意が必要です。これで不合格だととてもつらいかと思います。

「⑤結線が逆」と「⑥わたり線が違う」

⑤の「結線が逆」ですが、スイッチに極性はないですが、コンセントには極性がありますので結線について注意が必要です。

極性とは、接地線と非接地線をどちらに接続するかということです。どういうことかというとコンセントの裏面にWと書いてある方に接地線(白色)を、逆側に非接地線(黒色)をつなぐということです。

最後に⑥の「わたり線が違う」は、接地線(白)で来たらわたり線も接地線(白)ということです。

まとめ

今回は以上となります。

コンセントやスイッチも電線を差し込むだけと簡単に思っていると足元をすくわれるので、事前に不合格となってしまう失敗例を確認することはとても有用かと思います。